熱伝導式冷媒ガスセンサモジュール (開発中)

SEMITECの冷媒ガスセンサモジュールは、独自の超小型・高感度の薄膜サーミスタ素子を採用した熱伝導式のガス検知センサです。
主に空調機器で使用される微燃性冷媒ガスR32の漏えい検知にご使用頂けます。熱伝導式のため一般的なガス検知センサと異なり、漏えいガスに暴露された後でも交換不要、継続してご使用頂けますのでメンテナンスコストの低減が期待できます。
また、R32のみならず、R290(プロパン)、水素及びR744(二酸化炭素)も検知可能です。

外形寸法 45×33×11(mm)

特長

・100%LFL^※2の可燃性ガスに暴露されても交換不要（継続使用可）
・雑ガスによる被毒劣化が無く長寿命
・環境外乱に強い（湿度、気圧、風など）
・UART対応（監視/警報/故障）

被毒劣化安定性

用途

・業務用空調機器の冷媒ガス漏えい検知
・冷凍冷蔵機器の冷媒ガス漏えい検知
・可燃性ガス漏えい検知

仕様・性能^（※1）

・IEC60335-2-40 Ed.7(準拠予定）
・UL60335-2-40 Ed.4(準拠予定）

項目	仕様(R32に限定)
測定濃度範囲	0ppm～144,000ppm (100%LFL^※2)
ガス漏えい検知の範囲	正常:0ppm～10,080ppm (7%LFL^※2)未満警報:10,080ppm～36,000ppm (25%LFL^※2)以上
初期安定化時間	電源投入してから安定するまでの時間60秒以内
応答速度^（※3）	36,000ppm (25%LFL^※2)のR32冷媒に暴露した時、15秒以内に警報
異常検知^（※3）	1時間に1回故障の有無を自己検査
消費電力	200mW(代表値)
消費電流	40mA(代表値)
使用温湿度範囲	温度-25～60℃ 湿度30～95%RH 但し絶対湿度48.5g/m³以下、結露無きこと

お問い合わせ

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※1 開発品の暫定仕様であり、予告無く変更となる場合があります。
※2 LFLは爆発下限界です。
※3 IEC60335-2-40 Ed.7、UL60335-2-40 Ed.4に準拠しております。

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