自動車

EVバッテリークーラントセンサ市場参入

製品の課題

電動車、特にプラグインハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(EV)は、充電せずに走行できる航続距離を伸ばすために、大量のバッテリーを搭載しています。これら車両は、搭載スペースにも制約があるため、最近は冷却効率の高い水冷方式を採用する事例が増えてきました。
サーミスタは、バッテリークーラント(冷却水)の温度監視に使用され、車両の安全性において重要な役割を担っています。
市場では、既に他社が先行で採用実績があり、継続検討されていましたが、温度精度などの性能面、また対応スピードや提案力において課題がありSEMITECに開発サポートの依頼を頂くことになりました。

課題解決への取組み

SEMITECは、クーラントの温度変化に対し、感度良く検知出来ること、低コストであることを目標に開発を進めました。
具体的には、小型サーミスタをセンサ内部に最適に設置、センサ内部構造設計をスピーディに行うことで、お客様の課題解決に貢献致しました。
市場参入から現在に至るまで、約200万台分の水温センサを納入していますが、品質/納期におけるトラブルはほとんど無く、信頼できる温度センサのサプライヤとしての地位を確立致しました。
またバッテリー冷却だけでなく、車両全体の熱マネジメントをクーラント循環により、コントロールするシステムも実用化されています。
車両電動化の加速に伴い、今後益々サーミスタ搭載数量が増えていくことが期待されます。